ISBN:4198619182 単行本 石田 衣良 徳間書店 2004/09/16 ¥1,785
お、お、おもしろい!
ですけど、中盤までかな・・。
伏線回収が徹底できてないっす。
なんだか、最後のほうにいくに従って粗が見えてきちゃって。
それがすごい残念。途中で止めておけばよかったかも。
とはいえ、設定や描写は斬新な部分が多いのでオススメではあります。
石田衣良読破の第一歩です。
お、お、おもしろい!
ですけど、中盤までかな・・。
伏線回収が徹底できてないっす。
なんだか、最後のほうにいくに従って粗が見えてきちゃって。
それがすごい残念。途中で止めておけばよかったかも。
とはいえ、設定や描写は斬新な部分が多いのでオススメではあります。
石田衣良読破の第一歩です。
文庫 村上 春樹 講談社
最初に言っておくと、この本はあまり好きじゃないです。
では、なぜレビューをするのか。
まだ僕には理解できていないからです。
僕は執拗に、本とか映画が「何を伝えようとしているのか」
だとか、そういうメッセージ的なものを強く求める癖があります。
村上春樹が、この作品で何を言おうとしているのか。
もちろん何もないと言ってしまえば本当にそれまでなのですが、
この本には絶対何かがある。
ひとりの大学生が恋をする。その相手はクラスメートで、ジャック・ケルアックに心酔し、作家もどきのだらしない生活を送るばかりで、個人の責任という意識はひとかけらもない女子学生。あるとき、彼女はかなり年上の、すばらしく洗練されたビジネスウーマンに出会う。そして彼女はその「ミュウ」という女性に恋をしてしまう。(Amazonレビューより一部引用)
というストーリーなわけですよ。
でまぁ、不思議な体験が巡り巡る。
意識が急になくなったり、誰かが失踪したり・・。
おそらく村上春樹は、すべての場面に意味をこめている。
そしてそれがひとつにつながり、何かを伝えようとしているのではないか。
そう思えてしょうがないんです。
ひとつひとつの場面の意味はだいたいわかります。
しかし、それがどうつながってるのか。
何度読んでも理解が深まるどころか、疑問が多くなるばかりです。
今度時間があればもう一度読んでみたいと思います。
最初に言っておくと、この本はあまり好きじゃないです。
では、なぜレビューをするのか。
まだ僕には理解できていないからです。
僕は執拗に、本とか映画が「何を伝えようとしているのか」
だとか、そういうメッセージ的なものを強く求める癖があります。
村上春樹が、この作品で何を言おうとしているのか。
もちろん何もないと言ってしまえば本当にそれまでなのですが、
この本には絶対何かがある。
ひとりの大学生が恋をする。その相手はクラスメートで、ジャック・ケルアックに心酔し、作家もどきのだらしない生活を送るばかりで、個人の責任という意識はひとかけらもない女子学生。あるとき、彼女はかなり年上の、すばらしく洗練されたビジネスウーマンに出会う。そして彼女はその「ミュウ」という女性に恋をしてしまう。(Amazonレビューより一部引用)
というストーリーなわけですよ。
でまぁ、不思議な体験が巡り巡る。
意識が急になくなったり、誰かが失踪したり・・。
おそらく村上春樹は、すべての場面に意味をこめている。
そしてそれがひとつにつながり、何かを伝えようとしているのではないか。
そう思えてしょうがないんです。
ひとつひとつの場面の意味はだいたいわかります。
しかし、それがどうつながってるのか。
何度読んでも理解が深まるどころか、疑問が多くなるばかりです。
今度時間があればもう一度読んでみたいと思います。
ISBN:4043743017 文庫 盛田 隆二 角川書店 2004/02 ¥780
たまにはブックレビュー。
ええと、簡単に言ってしまえば、
卒業を控えた大学生が、
ひとまわり年上の人妻と駆け落ちするお話です。
よく考えれば、どうなんだよそれ(笑)
なかなか分厚いです。500頁ちょいでした。
なんていうか、情景描写とかが非常に上手い。
ディティールに関する筆者のこだわりがすごいです。
背景が目立つ絵、みたいな感じな部分が多いですかね。
登場人物について。
誰もが人生に対する意識というか自覚が大きくて、
それは小説だからなのだろうけど、やはり魅力的です。
ひとりひとりが今を生きてる。
力強くて、誰もが若いんですよ。精神的に。
それは絶対にこの本の面白さに関係していて、
人が人とふれてできた物語なんです。
だから、自分が生きている理由を明確に「誇示」している。
僕のまわりにそんな人いません。
ラストは驚きます。というのも、別の意味で。
終わらせ方の、言うなれば形式的な問題。
僕も日記では、よく体言止めを使ってますが、
同じような感じで、最初はピンと来ない。
でも、終わったあとの解説で丁寧な説明があります。
なるほどね。
えーと、結論から言いまして、
読んで損はない。良い本です。
とりあえずオススメの一冊です。長い休みの間に是非。
たまにはブックレビュー。
ええと、簡単に言ってしまえば、
卒業を控えた大学生が、
ひとまわり年上の人妻と駆け落ちするお話です。
よく考えれば、どうなんだよそれ(笑)
なかなか分厚いです。500頁ちょいでした。
なんていうか、情景描写とかが非常に上手い。
ディティールに関する筆者のこだわりがすごいです。
背景が目立つ絵、みたいな感じな部分が多いですかね。
登場人物について。
誰もが人生に対する意識というか自覚が大きくて、
それは小説だからなのだろうけど、やはり魅力的です。
ひとりひとりが今を生きてる。
力強くて、誰もが若いんですよ。精神的に。
それは絶対にこの本の面白さに関係していて、
人が人とふれてできた物語なんです。
だから、自分が生きている理由を明確に「誇示」している。
僕のまわりにそんな人いません。
ラストは驚きます。というのも、別の意味で。
終わらせ方の、言うなれば形式的な問題。
僕も日記では、よく体言止めを使ってますが、
同じような感じで、最初はピンと来ない。
でも、終わったあとの解説で丁寧な説明があります。
なるほどね。
えーと、結論から言いまして、
読んで損はない。良い本です。
とりあえずオススメの一冊です。長い休みの間に是非。