ISBN:4043743017 文庫 盛田 隆二 角川書店 2004/02 ¥780
たまにはブックレビュー。
ええと、簡単に言ってしまえば、
卒業を控えた大学生が、
ひとまわり年上の人妻と駆け落ちするお話です。
よく考えれば、どうなんだよそれ(笑)
なかなか分厚いです。500頁ちょいでした。
なんていうか、情景描写とかが非常に上手い。
ディティールに関する筆者のこだわりがすごいです。
背景が目立つ絵、みたいな感じな部分が多いですかね。
登場人物について。
誰もが人生に対する意識というか自覚が大きくて、
それは小説だからなのだろうけど、やはり魅力的です。
ひとりひとりが今を生きてる。
力強くて、誰もが若いんですよ。精神的に。
それは絶対にこの本の面白さに関係していて、
人が人とふれてできた物語なんです。
だから、自分が生きている理由を明確に「誇示」している。
僕のまわりにそんな人いません。
ラストは驚きます。というのも、別の意味で。
終わらせ方の、言うなれば形式的な問題。
僕も日記では、よく体言止めを使ってますが、
同じような感じで、最初はピンと来ない。
でも、終わったあとの解説で丁寧な説明があります。
なるほどね。
えーと、結論から言いまして、
読んで損はない。良い本です。
とりあえずオススメの一冊です。長い休みの間に是非。
たまにはブックレビュー。
ええと、簡単に言ってしまえば、
卒業を控えた大学生が、
ひとまわり年上の人妻と駆け落ちするお話です。
よく考えれば、どうなんだよそれ(笑)
なかなか分厚いです。500頁ちょいでした。
なんていうか、情景描写とかが非常に上手い。
ディティールに関する筆者のこだわりがすごいです。
背景が目立つ絵、みたいな感じな部分が多いですかね。
登場人物について。
誰もが人生に対する意識というか自覚が大きくて、
それは小説だからなのだろうけど、やはり魅力的です。
ひとりひとりが今を生きてる。
力強くて、誰もが若いんですよ。精神的に。
それは絶対にこの本の面白さに関係していて、
人が人とふれてできた物語なんです。
だから、自分が生きている理由を明確に「誇示」している。
僕のまわりにそんな人いません。
ラストは驚きます。というのも、別の意味で。
終わらせ方の、言うなれば形式的な問題。
僕も日記では、よく体言止めを使ってますが、
同じような感じで、最初はピンと来ない。
でも、終わったあとの解説で丁寧な説明があります。
なるほどね。
えーと、結論から言いまして、
読んで損はない。良い本です。
とりあえずオススメの一冊です。長い休みの間に是非。
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